観光回復などが後押しか 青森県内の産直施設と道の駅の販売額が過去最高 初めて130億円超え
県内の産直施設と道の駅で昨年度の販売額が過去最高でした。
観光回復などが後押ししたとみられ、初めての130億円超えです。
県は「地産地消」推進の一環として、毎年県内にある産直施設と道の駅の実態調査を行っています。
昨年度の調査によりますと年間の販売総額は132億円と、調査を開始した1999年以降過去最高額となりました。
前年度からは7億円増え、初めて130億円を超えました。
観光客の増加に加え、りんごなど販売単価の引き上げが要因と答えた施設が多かったということです。
産直施設では併設するレストランの売り上げ増加などにより農林水産物と加工品の販売額が3億円近く増えました。
また1施設あたりの平均販売額は7,971万円でした。
★県農林水産部 栗林豊次長
「若手生産者の参加を促す取り組みや、販売額の向上に向けた販売データを分析し、実証成果を普及させ引き続き、産直施設の販売力強化を図っていく」
県は引き続き、産地直売施設への新しい出荷者の開拓に取り組むとしています。