「みんなに自慢できます」卒業証書は“ねぶた和紙” 6年間の思い出胸に青森県内多くの小学校で卒業式
県内の多くの小学校で卒業式が行われ、児童たちが思い出が詰まった学びやから巣立ちました。
青森市の沖館小学校では82人がひとりずつ卒業証書を受け取りました。
ことしの卒業証書は、ねぶたの紙貼り作業の際に出た和紙の切れ端が再利用されています。
青森の文化をつないでほしいという思いから、ねぶた師たちが市内3校で初めて企画したもので、沖館小学校の卒業証書には立田龍宝さんのねぶたが大きく描かれています。
続いて大賀重樹校長が「夢に向かって頑張ってほしい」と式辞を述べ、児童たちは6年間の思い出を胸に校歌を歌いあげていました。
★卒業生
「(ねぶたの卒業証書は)とてもかっこいいです みんなに自慢できます」
「(ねぶたの卒業証書は)金箔がついていて、すごくかっこいいです」
「先生に会えなくなるのがすごく悲しいです」
県教育委員会によりますと、きょうは県内248の公立小学校のうちおよそ8割にあたる190の学校で卒業式が行われました。