日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まり、県内の酒蔵も世界に発信する好機と期待を寄せています。

パラグアイで開催中のユネスコ政府間委員会は、日本時間の5日未明、日本酒や焼酎などを造る技術「伝統的酒造り」をユネスコの無形文化遺産に登録することを決めました。
「伝統的酒造り」は穀物を原料とするこうじを使って発酵させる手作業の技術で、室町時代に原型が確立し日本各地の気候風土に合わせて発展しました。
無形文化遺産の登録決定に県酒造組合の稲本会長は…。

★県酒造組合　稲本修明会長
「今回のユネスコ登録をきっかけに青森県の地酒のよさを、県内外はもとより海外に大いに発信をしていきたいと感じています」

八戸市の八食センターでもあすからイベントを開くなどして、世界に認められた地酒の魅力を広く伝えます。