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【特集】氷点下に水垢離で身を清め豊作祈る 鬼沢地区の住民が守り続ける裸参り 弘前市

2024年2月12日 17:33
【特集】氷点下に水垢離で身を清め豊作祈る 鬼沢地区の住民が守り続ける裸参り 弘前市

特集は弘前市鬼沢地区の「裸参り」です。各地にある「裸参り」という風習ですが、鬼沢地区ではどんな思いで続けられているのでしょうか。

今月10日弘前市鬼沢地区の鬼神社で行われた「裸参り」。下帯姿の男たちが冷たい水で身を清める「水垢離の儀」には大勢の見物客も訪れます。
江戸時代から400年以上続くという旧正月の風習はどんな由来があるのでしょうか。

先月17日。地区のコミュニティセンターでは裸参りで神社に奉納するしめ縄作りが行われていました。

★しめ縄作りの責任者 須藤姫男さん
「豊作を願って、なくすことはできない行事だと思ってやっている それで、豊作になってくれれば(と思っている)鬼神社はもう有名だからなくすことはできない、やらなければいけないという思いがあるので、最初から(手作業で)作る」

10か所分のしめ縄や俵をおよそ30人が協力して毎日6時間、10日間かけて完成させるといいます。奉納先の1つ鬼神社は農耕の神様として鬼をまつっている鬼沢地区を象徴する場所です。相撲好きの鬼が田んぼに水を引いてくれたという言い伝えがあり、神社にはいくつもの農具が奉納されています。優しい鬼への感謝を表すため角がない鬼の字や節分に豆まきをしないことなど、深い信仰が残っています。地区の守り神とも呼べる鬼に豊作を願ってきた住民たちの思い。しめ縄作りだけはコロナ禍でも続けられてきました。

★青森放送 濱野壱清アナウンサー
「時刻は午前7時になりました、鬼沢地区の方々が続々と集まり、ハダカ参りの準備を進めています」

裸参り当日。この日、弘前市の最低気温は氷点下5.2度。「水垢離」に使う大だるの水も凍っています。

★濱野と住民の会話「7回ぐらいか?」「7、8回だって」「7、8回入るんですか」「10秒ぐらい入る」「待っているのが寒い」

参加するのは地区の男たち。ことしは4年ぶりに県外からの参加も受け入れました。

★愛知県からの参加者
「参加型のまつりに参加するのが興味ありまして タルに入るというのがほかにないパターンなので興味ありました」
★弘前市内から初参加
「自分も体験してみないとだめだなと思って気合いを入れに来ました」
★水垢離をする人
「寒くてやばいです」「今年一年頑張りたいと思って入っています」
★見物客は
「素晴らしい、精悍です、この寒いときに、感動します、これはもう、世界に発信していくべきお祭りです」

過酷な水垢離ですが、あくまで裸参りのための準備です。身を清めた男たちはしめ縄を担ぎ、地区を練り歩きます。しめ縄は重いもので80キロほど。6人がかりでやっと担げます。暖冬とは言えども服を着ないと寒い冬の風のなか「裸参り」はおよそ1時間行われます。「裸参り」を一目見ようと、沿道には大勢の住民たちの姿が…
ことし1年、地区が幸せであるよう願いを託したしめ縄。ことしも無事、奉納することができました。

★愛知県からの参加者
「地域の伝統行事に参加できて、貢献できたなって感じがします」
★地元の高校生
「伝統のある行事なので、私たちが参加しないとここで終わるのはもったいない、参加しないといけないという義務がある意味あると思うので地元ですので、そういうのは大切にしたいと思う」
★しめ縄作りの責任者 須藤姫男さん
「今年は一番いい これからも続いていくと思うよこれからもなくしたくない」

400年以上続く伝統行事「裸参り」。豊作への祈りとともに、笑顔で地区を1つにつなぐ風習を、ことしもやさしい鬼が見つめていました。