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若手漁師が力を結集 あおもりウォーズ「漁業の未来を変えていく」

2024年5月22日 16:34
若手漁師が力を結集 あおもりウォーズ「漁業の未来を変えていく」

魚離れや後継者不足などに立ち向かおうと県内各地の若手漁師たちが設立した「あおもりウォーズ」、いったいどんな団体なのでしょうか。

★あおもりウォーズ 中田創 代表理事
「「あおもりウォーズ」として一丸となって頑張っていきましょうということでつくらせていただきました これから力を結集して 海業や地域活性化プロモーション催事、直売などに取り組むことでさらなる付加価値向上に取り組んでいきたい」

宮下知事に設立を報告した一般社団法人の「あおもりウォーズ」。きっかけは県が主催した漁師の座談会や宮下知事の県民対話集会でした。

★宮下知事
「海業に携わるすべての皆さんに勇気を与える取り組みだと思います 私自身も名付け親として積極的に皆さんの応援を現場でもしていきたい」

目的は魚離れや後継者不足、漁獲量の減少などの現状の打破。メンバーはふだん県内各地で活動している若手漁師たち7人です。

その1人小泊漁協の鈴木舞子さんは5年ほど前までは保育士をしていましたが、結婚を機に自身も漁師に。いまは海女としてサザエやもずくなどを取るかたわら海鮮が自慢の居酒屋「海人」を営んでいます。
いま取り組んでいるのは絵本作り。漁師が魚をどんな風に獲っているかを地元の保育園で読み聞かせる予定です。

★あおもりウォーズ 鈴木舞子 さん
「子どもたちとの会話のなかで魚を食べる機会が少ないというのを聞いたり実際に給食で食べている姿を見ても食べ慣れていないというのが 身近に魚をまず感じてもらいたいと思っています」

鈴木さんのようにそれぞれの地域で海の魅力を伝えているメンバーが集まりました。

★あおもりウォーズ 中田創 代表理事
「魚が取れない人(後継者)がいなくなるなど暗い話題が続く中で明るい未来に向けて自分たちで切り開いていきたい」

漁業の未来を変える「あおもりウォーズ」。子どもたちへの魚食の普及のほかそれぞれが持つ販路をいかして青森の漁業の魅力を発信していきます。

最終更新日:2024年11月29日 9:12

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