豪雪による空き家の倒壊などは27棟に上っていることが新たにわかりました。
県は近くに危険な空き家がある場合、まずは市町村に連絡してほしいと呼びかけています。


黒石市ではきのう道路のすぐそばの空き家が音を立てて倒壊。周辺の道路が一時封鎖されました。
市は所有者の許可を得てさらに倒壊する恐れのある部分を重機で押さえつける対応を取りました。
かかった費用はすべて建物の所有者の自己負担となります。
県によりますときょう午前9時現在今シーズンの建物被害は住宅が58棟、住宅以外は163棟でした。
このうち27棟が空き家だったことが新たにわかりました。
県内の空き家はおととし10月の時点で9万8800戸と過去最多となり所有者と連絡が取れないこともあり課題となっています。
県は災害救助法が適用された10市町村の空き家について屋根雪の落下や倒壊により隣りの住人がけがをする恐れがある場合市町村の除排雪経費を最大で14万円支援します。
危険な空き家を見つけたらまずは市町村に相談してほしいとしています