青森地方気象台によりますと、津軽と三八上北では冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、27日夜遅くにかけて大雪となる所がある見込みです。
大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒するよう呼びかけています。

青森地方気象台は27日午前、青森、平内、野辺地、七戸、東北、六ケ所の6市町村に大雪警報を発表しました。
警報は午後4時すぎに解除されました。

以下、青森地方気象台が27日午前10時47分に発表した大雪に関する青森県気象情報の詳細です。

大雪に関する青森県気象情報　第１号

［気象概況］
日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。
　このため、津軽と三八上北では、大雪となる所があるでしょう。雪雲が停滞した場合は、警報級の大雪となる可能性があります。

［雪の実況］
２７日１０時現在の２４時間降雪量（アメダスによる速報値）
　　青森　　　　　２８センチ
　　青森市酸ケ湯　２８センチ
　　青森大谷　　　２２センチ
　　弘前　　　　　１６センチ
２７日１０時現在の積雪の深さ（アメダスによる速報値）
　　青森市酸ケ湯　２９７センチ
　　青森大谷　　　１３３センチ
　　青森　　　　　　７６センチ
　　弘前　　　　　　６１センチ

［雪の予想］
２７日１２時から２８日１２時までに予想される２４時間降雪量は多い所で、
　　津軽の山沿い　　　５０センチ
　　津軽の平地　　　　４０センチ
　　下北の山沿い　　　３０センチ
　　下北の平地　　　　２０センチ
　　三八上北の山沿い　５０センチ
　　三八上北の平地　　４０センチ

［防災事項］
　津軽と三八上北では、２７日夜遅くにかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれに注意してください。