また降った…一時、大雪警報も発表 年末年始は“2度寒波”に注意!今後の雪の見通しは?
けさは雪片づけに追われた方も多かったのではないでしょうか。
年末年始にも予想されている寒波と、今後の雪の見通しについてお伝えします。
★青森放送 成田栞寿記者
「雪が激しく降っており視界は悪く傘を差して歩く人が多く見られます」
青森市ではきのう午後7時からのひと晩で15センチの雪が降りました。
3日ぶりに積雪が70センチを超えた青森市では市民が朝から雪片づけに追われていました。
★青森市民
「きのう全然(雪が)なくて暖かくて溶けたのでいいなと思ったけど…あっという間に降ってびっくり」
お昼前には激しい雪で視界がかなり悪くなっていました。
道を行く人の帽子やリュックも白く染まるほどの雪。
青森市や野辺地町には一時大雪警報が発表されましたが、午後4時すぎに解除されました。
午後6時現在の積雪は青森市が77センチ、弘前市が66センチ、平川市碇ヶ関が58センチなどとなっています。
★青森放送 成田栞寿記者
「トラックはひっきりなしにやってきています。うず高く積んだ雪を海に捨てていきます」
除雪作業もフル稼働。
岸壁にはトラックが次々とやってきて、雪を捨てていました。
★青森放送 甲地壮起記者
「鯵ヶ沢町は強風による地吹雪で視界が真っ白になっていて、前から車が来てもほとんど見えない状態です」
鯵ヶ沢町では地吹雪が発生。
視界も悪く午前9時ごろでもほとんどの車がライトをつけて走行していました。
★鯵ヶ沢町民
「雪捨てが大変腰もどこも痛くなって接骨院に来た」
「なるべく出て歩かないようにしています」
「風が強くて地吹雪みたいな時は(ライトを)つけています」
JR五能線は雪を伴った強風のため上下4本が運休しました。
あすは新幹線・在来線ともに平常通り運転する予定ということです。
空の便は青森空港を発着する4便が欠航しました。
あすは航空各社で通常通りの運航としています。
青森地方気象台によりますと、あす夕方までに降る雪の量は平地で20センチから30センチ、山沿いで30センチから40センチと予想されています。
警報級の大雪のおそれはなくなったということですが、あすも冬型の気圧配置が続くため、雪や曇りで、ふぶく所がある見込みです。
大みそかには寒さが緩みますが、年明けからまた寒気が強まると予想されています。
★青森地方気象台 山中力統括予報官
「30日から31日にかけては低気圧が東北地方を通過していく予想になっていますので、広い範囲で雪か雨が降りやすい」
「年が明けてからは再び冬型の気圧配置になりまして、日本海側を中心に雪が降りやすい、また年明けは上空の寒気が強まる予想がありますので、太平洋側も含めて青森県では雪の降りやすい天気になりそうです」
移動が多くなる年末年始。
最新の情報に注意が必要です。