AIによるヘルスケア開発へ 健康ビッグデータを生かして健康アドバイス 弘前大学
弘前大学は健康ビッグデータを生かして、人工知能のAIが健康アドバイスをする新しい戦略を、きのう開かれたシンポジウムで示しました。
弘前市で開かれた「イノベーションサミット」の基調講演で、弘前大学COI-NEXT拠点長の村下教授が、20年にわたる岩木大規模健診の健康ビッグデータを生かした新しい戦略を示しました。
個人の健康状態とこれまで収集したデータを人工知能AIを使って分析し、的確できめ細やかな健康アドバイスをするというものです。
★弘前大学COI-NEXT拠点長 村下公一 教授
「最新の知見に基づいてあなたはこういうリスクがあってそれを改善するためにはこういう風にしたら良いですよとフィードバックすることができますから
世界で初めてそういう世界がつくれるんじゃないか」
弘前大学は先月、地域中核研究大学のJ-PEAKSに採択され、健康と幸福のウェルビーイング研究の世界的な拠点をめざします。