「磯焼け」解決で脱炭素に!環境省がブルーカーボンに関する重点調査を風間浦村で実施
話題は風間浦村から。
海の生態系を活用して二酸化炭素を減らす取り組みを行う国の重点調査区域に風間浦村が選ばれました。
風間浦村など国内3か所が選ばれたのは、環境省が進める「ブルーカーボン」に関する重点調査区域です。
村ではウニの食害などで海藻が少なくなる「磯焼け」などが長年の課題でした。
今後、漁業者たちと意見交換をしながら、海藻などが群生する藻場の回復に向けて二酸化炭素の吸収量などを調査しきます。
★風間浦村 冨岡宏村長
「(磯焼けが解消されれば)漁師の皆さんも張り合いが出ると思いますし、その結果脱炭素につながればお互いWin-Winでいいのかなと思っています」
ワカメなど海藻の価値を高めて販路拡大につなげるほか、吸収した炭素を資金に変えられるJブルークレジットの取得も検討できるということです。