サッカーJ3の高知ユナイテッドSCは23日、ホーム開幕戦を行いガイナーレ鳥取と0対0の引き分けで終えました。スタンドは5000人を超えるサポーターが駆け付けJリーグ参入後、初勝利・初得点とはなりませんでしたが引き分けで初めての勝ち点1を得ました。

Jリーグ参入後初のホーム戦を迎えた高知ユナイテッドSC。高知市の春野陸上競技場でガイナーレ鳥取と対戦しました。

前半、高知のチャンス。16番・上月のボールがシュート性の軌道を描きゴールに吸い込まれそうになりますが惜しくもゴールキーパーに弾かれます。

後半も高知の猛攻が続きました。上月のシュートがゴールキーパーに弾かれ最後、9番・新谷がこぼれ球を押し込みますがオフサイドの判定。J初ゴールかと思われましたが残念ながら得点とはなりませんでした。

その後も高知はチャンスを何度も作りシュートは前半3本、後半13本、合わせて16本と鳥取の2本を大きく上回りますが相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれ得点することができず試合を0対0で終えJリーグ初白星と初得点はお預けとなりました。一方、引き分けでJ参入後、初となる勝ち点1を獲得しました。

来場者は5038人と目標だった5000人を超えスタンドは高知サポーターで埋め尽くされました。

■試合後インタビュー上月翔聖
「勝ちたい気持ちしかなかった。良いゲームをしても勝てなければここでは残っていけないので、やっぱり勝ちたかった」「今までやってきた自分たちの形というのが結構出せてきているので、自信もって今まで積み上げてきたものをこれからも出して次は勝ち点3取れるように頑張る」「今日良くても次が良いわけではないので本当にやり続けることが大事かなと思う」「沢山の応援ありがとうございました。負けても勝っても見に来て良かったと思える試合をずっと続けていきたいし次は死に物狂いで勝ちに行くので応援よろしくお願いします。」

高知ユナイテッドは次の試合もホーム戦で、3月2日、春野陸上競技場でFC大阪と対戦します。