去年8月、飲酒運転をし事故を起こした会計年度任用職員について、県教委は2月12日付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。

懲戒免職処分を受けたのは、高知追手前高校 吾北分校の川村敏和 会計年度任用職員（73歳）です。
県教委によりますと、この職員は去年8月の午後6時頃、いの町の国道沿いで道路脇に車を停め車内に乗せていた焼酎を飲み寝たあと、何らかの理由で車が動き出し国道で他の車と衝突する事故を起こしました。その後、車を10メートルほど運転し事故処理のため駆け付けた警察が飲酒検知したところ、基準値以上のアルコール分が検出され酒気帯び運転の疑いで検挙されました。

職員は去年12月に略式起訴され、1月に罰金30万円の略式命令を受けていて「相手に非常に怖い思いをさせ学校、生徒、教職員に対して申し訳ない」と話しているということです。
教職員の不祥事による懲戒処分は今年度11件になりました。県の長岡幹泰教育長は「教職員の度重なる不祥事により本県の公教育に対する県民の信頼を大きく裏切っていることを深くお詫びする」とコメントしています。