将棋の藤井聡太棋王に増田康宏八段が挑む棋王戦の第1局が2日、高知市で開幕しました。

2日から高知市のかるぽーとで始まった第50期棋王戦5番勝負の第1局。

3連覇を目指す藤井聡太棋王と初のタイトル獲得に挑む挑戦者の「増田康宏八段が午前9時前に会場入りしました。
始めに、先手を決める「振り駒」が行われ、藤井棋王の先手で、午前9時に対局が始まりました。
高知県では21年ぶりとなるタイトル戦。藤井棋王と増田八段のこれまでの対戦成績は藤井棋王が6勝1敗です。

対局中には午前と午後に1回ずつのおやつタイムが設けられていて、藤井棋王は午前のおやつに塩けんぴと緑茶、
増田八段は棋王戦を祝うぼたもちとごっくん馬路村と緑茶を選びました。
かるぽーとの四国銀行ホールでは午後1時から、プロ棋士がトークショー形式で戦況を解説する「大盤解説会」が行われます。

対局は2日午後に終了する見込みです。