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県内7割の小学校で卒業式 仁淀川町の長者小学校では最後の卒業生4人が学び舎を巣立つ【高知】

2025年3月21日 9:40
県内7割の小学校で卒業式 仁淀川町の長者小学校では最後の卒業生4人が学び舎を巣立つ【高知】
3月21日は高知市など県内の約7割の小学校で卒業式が開かれました。このうち山あいの町、高知県仁淀川町では閉校が決まっている小学校で最後の卒業式が行われ児童4人が学び舎を巣立ちました。

仁淀川町の長者小学校です。
児童・生徒数の減少に伴って町立の小中学校の小規模化が進む中で去年2月、PTAから同じ町内にある小学校との統合を望む要望があったことなどから今年度末での閉校が決まっていて21日に最後の卒業式が行われました。

式には卒業生4人のほか修了生として2年生から5年生11人も出席し、親しんだ学び舎との別れを惜しみながらも新たな場所での活躍を誓っていました。

挨拶に立った、片岡一朗校長は「一生懸命 物事に取り組み積極的に挑戦できる人であってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。

晴れやかな表情の中に少しの寂しさをにじませて学び舎を巣立った卒業生たち。長者小は4月から同じ町内の別府小と統合し在校生の多くが新しい場所での学びをスタートさせます。
最終更新日:2025年3月21日 9:40
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