安藤忠雄氏が設計 子ども向け図書室の正式名称「こども本の森 松山」に決定
こども本の森 松山に決まりました。世界的建築家安藤忠雄さんが設計する松山市の子ども向け図書室の正式名称がきょう発表されました。
来年7月のオープンを目指すこども本の森、準備も着々と進んでいるようです。
杉本記者:
「半年前は何もなかったのですが、今は建物の骨組みが仕上がってきたということで、形がよく分かるようになっています。ミュージアムから突き出たような形、間近で見るとなかなか迫力があります」
坂の上の雲ミュージアムの敷地内に建設中の子ども向けの図書室。名称が発表され「こども本の森松山」に決まりました。
野志市長:
「他県にあるこども本の森と統一感をもたせ、こども本の森というブランドを意識した名称です」
こども本の森松山は、世界的建築家・安藤忠雄さんが“未来を担う子どもたちに本に親しんでもらいたい”との思いから、ミュージアムの2階部分と接続する形で建設します。
設計や建築費などは安藤さんが自己負担し、建物は松山市に寄附されるということです。
こども本の森 松山は、誰でも無料で利用でき、松山市は、オープンに向け、4000~5000冊の本を準備する予定で、このうち一部を一般募集します。
募集対象の本は、未来を担うこどもたちに読んでほしい絵本や物語、図鑑などで、あすから来月末まで申込書と一緒にミュージアムに持参するか郵送で受け付けます。