17音に込めた青春 「俳句甲子園」全国大会開幕
俳句の出来栄えと鑑賞力を競う「俳句甲子園」の全国大会がきょう、松山市で開幕しました。
今年で27回目を迎える俳句甲子園。
北は北海道、南は沖縄まで全国の高校から32チーム、愛媛からは松山東や今治西伯方分校など5校が出場しました。
予選リーグで神奈川県の横浜翠嵐高校と対戦した松山東。
横浜翠嵐高校の「翡翠や引かされて引く恋みくじ」の句についてのディベートでは。
松山東「恋みくじの、あたりとかはずれとかのに目を向けたほうが良かったのではないか」
翠嵐「カワセミのちょっとこうキラッと飛んで一瞬で去っていくようなそういうレア感が、恋の感じと響き合って くるんじゃないかなと。そういうところを楽しんでほしい」
俳句甲子園では作品の出来栄えのほか、相手チームの句に対する鑑賞力など、総合的に審査されます。
きょうの予選を勝ち残ったチームはあす、松山市総合コミュニティセンターで行われる決勝戦に臨みます。