新居浜太鼓まつり最終日を飾る伝統「船御幸」6年ぶり開催
新居浜太鼓まつりの最終日を飾る、伝統の船御幸が6年ぶりに行われました。
愛媛県新居浜市の大江浜には、午前8時半ごろから川西地区の太鼓台12台が集まり、笛や太鼓の音を響かせながら勇壮な差し上げを披露しました。
その後、港に移動した太鼓台は2隻の台船に乗り込みます。
太鼓台が海上を移動する「船御幸」は、航海の安全と豊漁を祈願する、2年に1度行われる神事です。
2018年以降は新型コロナの影響で取りやめとなっていて、6年ぶりの復活です。
神輿に先導され、海へと漕ぎ出した太鼓台。今年はかき夫の安全性を優先して、呼び物となっている台船上での差し上げは行われませんでしたが、会場は海に浮かぶ太鼓台をひと目見ようという多くの人たちでにぎわいました。
見物客:
「やっぱり船御幸は綺麗だと思います。特別だと思います」
見物客らは海の上をゆっくりと移動する太鼓台の姿を写真におさめたりしながら、久々に復活した伝統行事を楽しんでいました。