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愛媛の小選挙区数が4→3に減ってどう変わる?衆院選のポイントを記者が解説

2024年10月15日 18:42
愛媛の小選挙区数が4→3に減ってどう変わる?衆院選のポイントを記者が解説

松岡アナ:
選挙担当・植田記者です。今回の衆院選のポイントは。

植田記者:
候補者は「政治とカネ」や政権選択などのほか地方創生などを訴えています。

また今回の選挙で愛媛にとって大きな変更点が、こちらの小選挙区の区割りです。有権者の数にあわせて、これまで4つあった選挙区から3つに変更されています。

松岡アナ:
まずは4人が立候補した愛媛1区です。

植田記者:
前回は北条地区などが愛媛2区になるなど、分裂状態でした。今回から松山市全域が愛媛1区となります。

松岡アナ:
続いて大きく変わったのが愛媛2区ですね。

植田記者:
はい。東予の5つの市町が新しく愛媛2区となります。毎回与野党の激戦区となっている四国中央、新居浜、西条の東予3市に、新たに大票田の今治と上島が加わることになり注目です。

松岡アナ:
そして南予の全9市町と伊予市、久万高原、東温、砥部、松前が愛媛3区です。

植田記者:
はい。大阪府や香川県の2倍、また奈良県全域と同じ面積を誇る愛媛3区です。候補者はどう選挙区を回り切るかが課題となります。

松岡アナ:
今回小選挙区が減ったということは、当然ですが国会議員の数も減るということですね。

植田記者:
はい。今回の選挙で私たちが投票する小選挙区の国会議員“代議士”ともいわれますが、その名前のとおり、地元の要望や切実な声を地域の代表として国政に届ける役割です。

4人から3人に減るということは愛媛の声を届ける人が減るということです。だからこそ、この3人にかかる期待や責任はこれまでよりも大きくなります。そういう意味で、私たちの一票も重みを増すことになります。

松岡アナ:
衆議院議員選挙の投票日は今月27日、即日開票されます。