11月から運休の坊っちゃん列車 松山市議会で質問相次ぐも…再開への具体的対応は示されず【愛媛】
12月1日の松山市議会
1日開かれた松山市議会の一般質問では、11月から運休が続く坊っちゃん列車についての質問が相次ぎました。
1日の松山市議会の一般質問では、松山のシンボル坊っちゃん列車が現在運休している中、市の対応状況などについて質問が相次ぎました。
これに対し、西村秀典産業経済部長は「運行再開には運転士の人手確保が最大の課題」とした上で「松山の魅力をアピールしていくためにも、坊っちゃん列車の運行再開が重要だと考えている」との認識を示しました。
そして現在、伊予鉄道と協議を進めているとしましたが、具体的な支援などについては「幅広く検討、協議していきたい」と述べるにとどまりました。
また、1日の市議会で野志市長は、2024年度末までの運用開始を目指し、パートナーシップ制度を含め、事実婚のカップルと暮らす子どもなども家族として証明する「ファミリーシップ制度」を導入する考えを示しました。
導入されれば、県内では初めてとなります。