原子力規制委が伊方原発で定期点検中の3号機など視察
原子力規制委員会のメンバーらが伊方原発を訪れ、3号機の原子炉建屋などを視察しました。
今月6日に四国電力の伊方発電所を訪れたのは、原子力規制委員会の杉山 智之委員ら5人です。
原子力規制委員会では、原子力発電所における事故の防止などを目的に、定期的に現地視察を行っています。
委員は定期検査中の3号機で伊方の事務所に駐在している検査官の巡視状況を確認したほか、緊急対策所などを視察しました。
現在、原発の運転期間は原則40年、最長で20年延長できると規定されていて、3号機は今年12月に運転開始30年となります。
原子力規制委員会 杉山 智之委員:
「伊方において特段問題や心配事は認識しておりませんので、今回はそういった点については特段懸念はございません」
原子力規制委員会は、30年を超える原発について10年ごとの管理方針の策定などを義務づけていて四国電力は、規制委員会に保安規定の変更認可申請を行っています。