生活用水の水源となる地下水の水位低下 新居浜市が節水呼びかけ【愛媛】
新居浜市が節水を呼びかけ
愛媛県新居浜市では生活用水の水源となっている地下水の水位が低下していて、市は7日から節水を呼びかけています。
7日朝、新居浜市上下水道局が入る合同庁舎前には節水を呼びかける懸垂幕が揚げられました。
新居浜市では6日、第1回目となる水対策情報連絡会議を開き、市民に節水を呼び掛けることを決定。懸垂幕のほか、公用車での節水呼び掛け活動などを行います。
新居浜市によりますと、ことしは台風シーズンにあたる9月と10月の降水量が平年の13%ほどにとどまったことで、生活用水の水源となる地下水の水位が、平年と比べ1.5メートルほど低下しているということです。
新居浜市上下水道局の小島篤総括次長は、「お風呂の水を洗濯や散水に使ったり、歯磨きをするときにコップの水を使うなど、ひとりひとりができることをお願いできれば」と話していました。
新居浜市では今後、SNSなども利用して市民に節水を呼びかけるということです。