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縄文後期の生活用具などが多数出土「平城貝塚」が国の史跡指定へ 愛南町

2024年6月27日 12:14
 縄文後期の生活用具などが多数出土「平城貝塚」が国の史跡指定へ 愛南町

133年前に発見された愛媛県愛南町の貝塚などが国の史跡に指定されることになりました。

新たに国の史跡に指定されることになったのは、愛南町御荘平城の「平城貝塚」です。

「平城貝塚」は133年前に発見された縄文時代の貝塚で、カキやハマグリ、縄文土器などが出土したほか、埋葬されていた14人の縄文人の人骨も発見されています。縄文後期の生活用具や人々の精神世界がわかるものが多数出土したことなどが評価されていて、今回、国の史跡に指定されました。

また、すでに国の史跡に指定されている伊予遍路道に、松山市の50番札所「繁多寺境内」が追加されることになりました。

「繁多寺」は、市街を一望できる高台にある寺で、四国八十八か所霊場の札所として近世から場所が変わらず景観を保ち続けていることなどが評価されました。