雨不足が続く中、13日、松山市で渇水対策を話し合う会議が開かれ、市民に対しこれまでの倍にあたる1人あたり1日、バケツ2杯分の節水依頼など新たな対応策の実施を決めました。

松山市によると、9月から11月にかけての市内の雨量は、平年の5～27％と少なく、水源のおよそ半分を賄っている地下水の水位は平年に比べておよそ2メートル低くなっているということです。

市は、10月26日に生活に支障のない範囲での減圧給水などを行ってきましたが、その後もまとまった降雨がなく、水源状況はさらに厳しさを増してくるとして、13日から新たな対応策を始めました。

具体的には、渇水など非常時に使用する井戸・城北水源を活用するほか、月に100立方メートル以上使用する事業所などの大口使用者に文書で節水を依頼するなどです。

また、市民に対し、これまでの倍にあたる1人あたり1日、バケツ2杯分・20リットルの節水の協力を呼びかけていくということです。