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開幕まで1年!大阪万博の目玉“大屋根”に使用 愛媛県産木材の売上げが急増

2024年4月11日 19:05

開幕まで1年と迫った大阪万博。万博の目玉となる“大屋根”に、愛媛県産の木材が使用されるなどしていて、今年1月からの3か月間の県産木材の売り上げがおよそ5億円と、急増していることがわかりました。

中村知事はきょうの定例会見で、県内企業の経営支援を行う「営業本部」の昨年度の実績を発表しました。

このうち、木材関連の「林産物」の売り上げが、43億5000万円あまりと、前年度と比べて15.5%増えたということです。

知事会見:
「中高層建築物、あるいは非住宅分野での需要増加と、大阪万博向けの生産開始に伴う取り扱い拡大等によって大幅に伸長したことがCLT(板を重ねたパネル)の売り上げを押し上げる結果となった」

来年4月に開幕する大阪万博では、万博の目玉となる“大屋根”などに愛媛県産の木材が使われていて、万博関連の売り上げが今年1月からの3か月でおよそ5億円となったということです。

県は、今後も県産材の販路拡大を図っていきたいとしています。