総務省が放送各社に免許の再交付 南海放送ラジオはFM転換に向け特例措置も【愛媛】
総務省が5年ごとに放送各社に交付する免許の交付式が行われました。
総務省四国総合通信局で行われた交付式では、四国総合通信局の田口幸信局長から、四国管内のテレビやラジオの放送局など24の事業者に免許状が交付されました。
式で、田口局長は「地域に住む皆さんがさらに安心して暮らせる環境、生活をより豊かに向上できるよう社会的役割を果たしてほしい」と挨拶し、総務大臣から事業者に対し、災害時の報道・制作体制の充実などを要請しました。
また、今回の免許の特例措置として、南海放送ラジオは、FM放送への転換に向けた聴取環境を確認するため、AM放送の運用を6か月以上休止することが認められました。
これを受け、南海放送では2024年2月から9月末にかけて段階的に新居浜、八幡浜、宇和島の3つのエリアでAM放送を休止する予定です。