断水続く被災地を支援 水循環型シャワー設備を輪島市へ「少しでも快適に」【愛媛】
能登半島地震が発生して12日目となりました。
いまも断水が続く石川県の被災地に向け、南予の5つの市と町が保有するシャワー施設などが出発しました。
きょう宇和島市役所では、支援を行う宇和島市や西予市など5つの市と町、そして県の代表者らが出席して出発式が行われました。
宇和島市 危機管理課 山下真嗣 課長:
「水を高い効率でろ過して繰返し循環させることで、100リットルの水で100回の温かいシャワー入浴に使用できるものとなっています」
きょう出発したのは、水を循環させて使用できる屋外シャワーのほか、水道のいらない手洗いスタンドなどの設備です。
岡原文彰 宇和島市長:
「少しでも快適にお過ごしいただけるように、精一杯背中を押し続けるきっかけになれたらと」
宇和島市によると、これらの支援資材は輪島市の避難所で、期限を設けず利用してもらうということです。