【被害まとめ】愛媛県内で最大震度6弱の地震 5人がケガ 大洲市の一部で断水
昨夜、愛媛県内で初めて最大震度6弱を観測する地震がありました。5人がけがをした他、大洲市の一部の地区で断水しています。
きのう午後11時14分ごろ、豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生しました。
県内では、愛南町で震度6弱を観測したほか、宇和島市で震度5強、八幡浜市、大洲市、西予市内子町、鬼北町で震度5弱を観測しました。県内で震度6弱を観測したのは初めてです。
四国電力によりますと、震度4を観測した伊方町にある伊方原発では運転中だった3号機で発電機の出力がおよそ2%低下、地震の影響とみられますが運転に影響はないということです。
県災害対策本部によりますと、松山市3人、東温市1人、宇和島市1人のあわせて5人がケガをしているということです。
大洲市の肱川地区では11戸が断水しています。
またJR四国では松山~宇和島間の特急列車が運休しているのをはじめ伊予市駅~宇和島駅間の普通列車が12時頃まで運休。
予土線も終日運転を見合わせています。
気象庁は、「揺れの強かったところでは1週間程度最大震度6弱程度の地震に注意するよう」呼びかけています。