いじめやハラスメント、1人で悩まず相談を 宇和島人権擁護委が中1生に定規をプレゼント
いじめや差別など人権侵害に悩んだ時の相談窓口が書かれた定規が、愛媛県愛南町の中学生にプレゼントされました。
愛南町立御荘中学校で行われた贈呈式では、宇和島人権擁護委員協議会の久保政文会長から1年生の代表に、オリジナルの定規が手渡されました。
人権定規の贈呈は、この協議会が宇和島市、愛南町、鬼北町、松野町の新中学1年生を対象に、20年前から行っているものです。
定規には、生徒らがいじめやハラスメントなどの人権侵害を受けたとき、1人で悩まずに気軽に相談できるよう相談窓口の電話番号が書かれています。
式で生徒らは、2年前に岐阜県の中学生が書いた人権作文を聞き、感じたことを話し合いながら人権への理解を深めていました。
生徒:
「日頃に言っている言葉が人やみんなを傷つける言葉になることがとても怖いなという意見がでました」