南極観測船「しらせ」が三島川之江港に寄港 5日・6日一般公開
愛媛県四国中央市の発足20周年を記念して、南極観測船「しらせ」が三島川之江港にきょう寄港しました。
南極観測隊の輸送や研究のために開発された「しらせ」。三島川之江港への入港は35年ぶりです。全長は138メートル、厚さ1.5メートルの氷を時速5キロの速さで砕きながら進むことができます。
また船体の穴から海水を噴き出して氷の上に積もった雪を解かす、南極観測船ならではの装置が備わっています。
しらせの齋藤一城艦長は「めったに見る機会がない船だと思いますので、多くの皆さんに来ていただいて南極の氷も展示しますのでそういったものにも触れていただければ」などと話していました。
南極観測船「しらせ」は5日と6日、三島川之江港で一般公開されます。