愛媛・松山城の城山土砂崩れ 現場では雨脚強まる時間も「3日間で道路上の土砂は撤去したい」土砂の撤去や道路の復旧作業続く
今月12日に松山市で発生した土砂崩れの現場では朝から道路の復旧作業が進められています。
松山市緑町で発生した土砂崩れでは木造の民家1棟が押しつぶされ、この家に住む親子3人の死亡が確認されました。
土砂崩れの発生から3日、現場では午前8時から土木業者や松山市の職員およそ50人が流れ出た土砂の撤去作業や道路の清掃にあたっていました。
松山市みち水路メンテナンス課 遠藤敬二郎課長:
「今の目標ではきのう、きょう、あすの3日間で道路上の土砂は撤去したいなど考えています」
松山市は周辺の清水地区に警戒レベルのうち最も高いレベル5「緊急安全確保」を出していて現在、28世帯50人が市内3か所の公民館に避難しているということです。
松山市は朝から雨交じりの天候で、現場では一時雨脚が強まる時間も見られました。
きょうの県内はこのあとも断続的に雷を伴った雨が降る見込みで、松山地方気象台は夕方にかけて土砂災害に十分注意するよう呼び掛けています。