愛媛県警の「大人も手を上げよう」運動 シンボルアートを免許センターで一般公開
愛媛県警が進める「大人も手を上げよう」運動。きょう、シンボルアートが一般公開されました。
見得のポーズで横断歩道を渡る歌舞伎役者。県運転免許センターにきょう掲示された「大人も手を上げよう」運動のシンボルアートです。
県警は横断歩道での事故防止につなげようと、2019年から大人も手を上げて渡ることを呼びかけています。
今回のシンボルアートは松山市出身の墨絵アーティスト、茂本ヒデキチさんがデザインを手がけました。
きょうは公開に合わせて、地元のこども園の園児が運転免許証を取得した人に手上げ横断を呼びかけました。
県警交通企画課 宮下里美理事官:
「手を上げて横断する方が1人でも増えれば、交通事故の抑止につながると思うので非常に期待している」
去年JAFの調査では、信号機のない横断歩道で歩行者がいる場合の車の一時停止率が愛媛は64.1%と、年々停止率が高くなっているということです。
県警は停止率100%を目指し引き続き、手上げ横断を広めていきたいとしています。