いかに迅速に観光客へ避難を呼びかけられるか?道後温泉で火災訓練

外国人観光客も増える中、いかに迅速に観光客に避難を呼びかけられるか。
愛媛県内最大の観光地、道後温泉で火災を想定した訓練が行われました。
スタッフ:
「415号室から火災です。初期消火失敗しましたので通報をお願いします」
きょうの訓練は、道後のホテルの1室から出火したという想定で行われました。
避難誘導:
「こちらから避難をお願いします」
道後温泉には年間およそ77万人が宿泊し、近年では外国人観光客も増えているということで、きょうの訓練では、ホテルの従業員が英語や中国語などが書かれたフリップボードを使って、宿泊客に扮した参加者を誘導していました。
その他にも、車イスの人など利用客に合わせた避難を呼びかけ、従業員が消防隊員とともに、いざという時に備えて手順を確認していました。
松山東消防署 渡部和彦副署長:
「安心して松山を訪れていただけるよう、今後も引き続きこういった訓練を続けていきたいと考えております」
最終更新日:2025年3月4日 15:31