巣立ちの春 卒業生たちに聞いた「今の夢」は?愛媛県内各地で高校卒業式

3月の訪れとともに週末、愛媛県内の高校で行われたのは卒業式。新たな一歩を踏みだす巣立ちの春です。
答辞 本山大智さん:
「いまここに集う色とりどりのつぼみが大輪の花を咲かせ永遠に咲き誇りますように。頑張っていきまっしょい!」
各地で高校の卒業式が行われた週末。卒業生338人、全員が進学を希望している松山東高校では…
男子生徒:
「初めて、『きょう学校行くのが楽しみやな』っていうのが毎日続いた1年間だったので、これはもう皆さんが温かく僕にも話しかけてくれたからだと思います」
男子生徒:
「この場を借りて自分の親に感謝を伝えたいなと思います。お父さんお母さん、3年間不安定な僕を支え続けてくれてありがとうございました」
大学の合格発表を控える生徒も多い中、高校生活最後の1日、一人ひとりが自分の言葉で感謝の気持ちを伝えていました。
辻本妃梨さん:
「先生たちに感謝の気持ちを込めて今から歌います。この1年間を振り返りながら聞いてください」
担任の片山先生と副担任の秋山先生、そして家族へ。感謝を込めて、キーボードとバイオリンの生演奏で歌のプレゼントです。
生徒:
「1年間ありがとうございました」
3年3組担任 片山淳一朗先生:
「ありがとうございます…先生は君たちからたくさんの元気と、笑顔と、感動とを与えてもらえてよかったなと思います。ほんとにありがとう」
人生の新たな一歩を踏み出した皆さんに、いまの「夢」を聞きました!
中矢孝志朗さん:
「優しくて、授業がうまい先生になりたいと思います」
亀田樹さん:
「この職業になりたい、とかはないんですけど、幸せに生きたいです。それしかないです」
原田陽さん:
「バイオリニストになろうと思っています」
田村健心さん:
「高校の教員になって、このような素晴らしいクラスの担任をもちたいと思っています。片山先生と同じ職場で一緒に日本史教えられたらいいなと思います」
武智陽向さん:
「大学生活が待ち遠しいですね。古典とか日本史が好きなので(夢は)博物館の学芸員になることです」
二宮彩さん:
「教員を目指しているので、今まで出会った先生方を目標にしてこれからどんな生活が送れるか、どういう生徒と出会えるかっていうのがとても楽しみです」