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新居浜市が障害児施設での虐待認定 施設側は「虐待の認識なかった」

2025年1月24日 18:30
新居浜市が障害児施設での虐待認定 施設側は「虐待の認識なかった」

愛媛県新居浜市の障害児施設で職員による虐待があったとして、市が虐待の認定をしていたことがわかりました。施設を運営する事業所は虐待の認識はなかったとしています。

虐待の認定を受けたのは、新居浜市垣生の障害児施設「放課後等デイサービスみらい」です。

市によりますと、おととし9月、この施設で心理的な虐待の行為が行われているといった情報が寄せられました。

市が調査したところ、施設の職員が利用者を動物の名前で呼んだり、洗濯ばさみで指をはさんだりするなど、4人の児童に対して5件の虐待行為を確認。市として初めて虐待を認定したということです。

これを受け、施設側は去年7月、原因の解明や改善策などを記した計画書を提出しています。

一方で施設側は、南海放送の取材に対し、職員が動物の名前で利用者を呼んだりしたことはなく、洗濯ばさみを指にはさむ行為は、保護者の了解を得た上で行っていたと答えるなど、虐待を否定しています。

最終更新日:2025年1月24日 18:43