上空に流れ込む強い寒気の影響で、愛媛県内はあす昼前にかけて再び大雪となる恐れがあります。気象台は南予北部に暴風雪などの警報を発表して、警戒を呼び掛けています。

けさは宇和町で氷点下6.2℃を観測するなど、県内7つの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

このあと昼過ぎからは山地を中心に雪となり、あす昼前にかけて平地でも大雪となるおそれがあります。

南予では上空の寒気が強まる夕方からこんや遅くにかけて雪を伴う暴風が吹き、海上ではしけとなる見込みです。予想される最大瞬間風速は35m、波の高さは4mとなっています。

気象台は八幡浜市、大洲市、伊方町に暴風雪と波浪の警報を発表して雪による見通しの悪化や暴風、高波に警戒するとともに、積雪や路面凍結による交通障害に十分注意するよう呼び掛けています。