FC今治 ホーム最終戦で勝利するもJ2昇格の可能性なくなる 愛媛FCはホーム最終戦飾れず
明治安田生命J3リーグ。週末、愛媛FCとFC今治がともにホーム最終戦に臨みました。
奇跡の逆転昇格を目指して難敵・大阪との一戦に臨んだFC今治は開始6分に先制を許しますが、前半39分、阪野 豊史のゴールで同点に追いつきます。
前半アディショナルタイムにも相手のハンドで得たPKを阪野が決めて、一気に逆転します。
阪野はサイドが変わった後半14分にも、マルクス・ヴィニシウスからのラストパスを決め、ハットトリックを達成しました。
ホーム最終戦を3対1の見事な逆転勝利で飾ったFC今治ですが、残念ながら2位・鹿児島がきのう勝利したため、逆転昇格の可能性はなくなりました。
悲願のJ2昇格は、来シーズン以降へと持ち越しです。
一方、すでにリーグ優勝とJ2復帰を決めている愛媛FCは、きのう八戸と対戦しました。
後半26分に先制を許しますが、その2分後、ゴール前の混戦から交代したばかりの18番・菊地 俊介がこぼれ球を押し込み、同点に追いつきます。
しかし試合終了間際に再び突き放され、1対2で敗れました。
ホーム最終戦を飾れなかった愛媛FCですが、試合後、石丸監督は「残り1試合、どんな状況でも、どんな相手でも最後まで戦います」と最終戦に向け決意を語っていました。
今週土曜に行われる、今シーズンのラストゲーム。愛媛は大阪、今治は沼津と、それぞれアウェーで戦います。