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琴参バス 10月から大幅減便 運転士不足や「2024年問題」を受け

2024年8月2日 11:40
琴参バス 10月から大幅減便 運転士不足や「2024年問題」を受け

 香川県の中讃地区を中心に路線バスなどを運行する琴参バスは、10月から9つの路線で大幅な減便をすると発表しました。運転士の時間外労働が制限される、いわゆる「2024年問題」が主な理由としています。

 減便するのは丸亀コミュニティバスや坂出市循環バスなど、あわせて9つの路線です。対象の路線では運行本数が15パーセントから27パーセント減るとしています。

 琴参バスによりますと、深刻化する人手不足に加え、運転士の時間外労働が制限される2024年問題を受け、運行に影響を及ぼすことから減便を決めたということです。8月上旬までに香川運輸支局に届け出る予定で、バスが走る市や町と事前に協議を重ね了承を得たとしています。

 琴参バスは「減便せざるを得なくなり申し訳ございません。安定的な路線運行を行っていくため、ご理解をお願いしたい。」としています。