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保育園やトイレで児童の下半身を撮影 元保育士の男に実刑判決 懲役3年2か月

2024年8月2日 16:47
保育園やトイレで児童の下半身を撮影 元保育士の男に実刑判決 懲役3年2か月

 勤務先の保育園で女の子の下半身をスマートフォンで撮影したなどの罪に問われた元保育士の男に対し、高松地方裁判所丸亀支部は2日、懲役3年2か月の実刑判決を言い渡しました。

 判決を受けたのは丸亀市山北町の元保育士、宮西伸周被告54歳です。判決によりますと宮西被告は2022年8月、当時勤務していた保育園で、昼寝中の女の子の下半身を触り、その様子をスマートフォンで撮影。2023年11月には6回に渡り、丸亀市内の公衆トイレで男子児童6人の下半身をスマートフォンで撮影しました。

 判決公判で高松地裁丸亀支部の池内雅美裁判官は、勤務先での犯行について「保護者から預かった園児の安全を確保すべき立場を利用し、厳しい非難に値する。」と指摘。「いずれも児童の人格を無視し尊厳を踏みにじるもので、常習性も顕著。」と述べ、懲役3年2か月の実刑判決を言い渡しました。