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危険物を取り扱う施設で火災想定 事業所と消防署が合同訓練

2024年6月5日 18:59
危険物を取り扱う施設で火災想定 事業所と消防署が合同訓練

6月2日から始まった危険物安全週間にあわせ、岡山県瀬戸内市では事業所と地域の消防署による大がかりな合同訓練が行われました。

訓練は、危険物を取り扱う工場で溶接作業中に火災が起きたという想定で行われました。参加したのは瀬戸内市消防本部と工場の従業員、あわせておよそ150人で、お互いに情報共有しながら、初期消火でけがをした従業員や、逃げ遅れた従業員の早く、安全な救助方法を確認し合いました。今回は熱感知機を搭載したドローンも初めて使い、熱源が残っていないか、空からも確認しました。

岡山県内の危険物を取り扱う施設では、去年1年間で起きた火事などは23件と、2年連続で20件を超えています。けが人などはいませんが、消防ではこうした地域と連携した訓練を続け、事故撲滅に努めたいとしています。