導線盗んだ疑い 男4人逮捕
去年、岡山県で相次いだ金属窃盗事件を捜査している県警の合同捜査本部は、玉野市の事業所から導線を盗んだとして、今日(21日)までに男4人を逮捕しました。
逮捕されたのは岡山市中区高島の会社員、守安貴弘容疑者29歳など4人です。警察によりますと、4人は岡山市の男子高校生と共謀し、去年(2024年)11月8日の深夜、玉野市の事業所から導線6本、時価合計62万円相当を盗んだ疑いです。
岡山県では去年、橋名板や側溝のふたなどが盗まれる事件が相次いだため、県警が合同捜査本部を設置して捜査していました。そこに事業所から被害届があり、防犯カメラの映像を解析するなど捜査の結果、高校生を除く4人を逮捕しました。
これまでの調べに対し4人は「金に困っていた」などと容疑を認めているということですが、4人は事業所にあったおよそ200キロの導線を車に積み込んで、買い取り業者に売却していたと見られています。警察が余罪を追及すると共に、金属が相次いで盗まれた事件の早期解決を目指します。