新アリーナ　調査費「理解を」岡山市長

　岡山市の6月定例市議会が10日開会し、大森市長は新しいアリーナの建設に向けた追加の調査費の必要性について、議会の理解を求めました。

（大森市長）「本市としては経済界と共に、岡山の未来を創り出すアリーナの整備を進めて参りたいと考えております。」

　10日開会した岡山市議会で大森市長は、新しいアリーナの建設に向けた追加の調査費2000万円の補正予算案について、議会の理解を求めました。

　岡山市が北区野田の市営住宅跡地に建設を計画している新アリーナ。地元経済界の要望も踏まえ「公設民営」の前提のもと、収益性も見据えた最適な座席数などを調査します。また大森市長は、県総合グラウンドの負担金を巡り、県と市のそれぞれの議会が協議を開始したことを受け、県への訴訟を回避する姿勢を示しました。

（大森市長）「本来地方公共団体間の訴訟は、出来る限り回避すべきであることを踏まえ、これを行わないことと考えております。」

　6月定例岡山市議会は25日まで開かれ、補正予算案など38の議案が審議されます。