×

障害児支援事業者に指定取り消し処分 岡山市 給付金約1920万円を不正受給

2025年1月15日 16:45
障害児支援事業者に指定取り消し処分 岡山市 給付金約1920万円を不正受給

 岡山市の障害児支援事業者が、保育士の勤務人数などを偽って、およそ1920万円の給付金を不正に受け取っていたことが判明し、市はこの事業所の指定を取り消しました。

 指定取り消しの処分を受けたのは、岡山市南区芳泉の放課後等デイサービス「サブセコ」です。

 岡山市によりますとサブセコは、2022年12月から去年6月までの間、保育士の人数や営業日数を実際より多く申告し、市からおよそ1920万円を不正に受け取っていました。去年7月の市の抜き打ち監査が発端となり、不正が発覚。市は昨日(14日)付けで指定の取り消し処分を通知しました。

 給付金を不正に受け取った理由について、事業所を運営する法人は「従業員に良い給料を支払いたかった」と話しているということです。指定の取り消しは来月(2月)末で、市は法人に利用者の受入れ先を探す様、指導しています。

最終更新日:2025年1月15日 16:45