国立印刷局岡山工場　創立80周年記念式典

　紙幣やパスポート、それに切手など様々な印刷物を製造する国立印刷局。岡山市の国立印刷局岡山工場が27日、創立80周年を記念した式典を開きました。

　記念式典には、岡山市長や日本銀行岡山支店長など、およそ250人が出席しました。国内に6つある国立印刷局の工場の内、岡山工場は1944年1月19日「印刷局西大寺工場」として設立されました。

　かつてこの地域は吉井川の清水と紙の原料のミツマタが豊富で、紙幣やパスポートなど、日々の暮らしに欠かせない印刷物を製造しています。また7月3日、20年ぶりに刷新される1万円札、5千円札それに千円札の用紙も作っています。