旭川の支流で基準値を超える有機化合物検出　岡山市が発表

　全国各地の河川で有害な化合物が検出されている問題です。岡山市は、旭川の支流から国の基準値を超える有機化合物を検出したことを発表しました。

　有害な有機フッ素化合物、PFOSとPFOAが検出されたのは、岡山市北区御津地域で旭川の支流の1級河川、三谷川周辺です。岡山市によりますと今年8月28日から初めて水質調査を行い、6つの地点で国の暫定指針値を超えたということです。この内、旭川との合流点に近い向田橋の調査地点は、指針値の2.6倍にのぼりました。

　また、これまでの調査で旭川本流では有害な化合物を検出しておらず、市内の水道水の取水源は影響が無いとしています。岡山市は化合物の発生源を調査すると共に、周辺の井戸水を飲まない様、呼びかけています。