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JR芸備線の在り方は 再構築協議会幹事会 「路線の可能性を最大限高める」

2024年5月16日 18:50
JR芸備線の在り方は 再構築協議会幹事会 「路線の可能性を最大限高める」

 岡山県北と広島県にまたがるJR芸備線の在り方を考える「再構築協議会」の、初めての幹事会が16日、岡山市で開かれました。

 幹事会には中国運輸局や岡山県、JR西日本の担当者など20人が参加しました。再構築協議会は、原則3年以内に、存廃を含めた鉄道の方向性を決める、国の新たな枠組みです。今年3月の1回目の会議では、新見市から広島県庄原市までの68.5キロを、存廃対象の「特定区間」とすることが確認されました。

 事務方を中心とした幹事会は存廃を前提に置かず、より良い公共交通の在り方を議論します。この日の初めての幹事会では、鉄道の利用状況や観光振興など、様々なデータを活用しながら、芸備線の可能性を最大限高めていくことで一致しました。

 次の幹事会は7月中に開かれる予定で、不足しているデータの調査事業や、関係者へのヒアリングについて、議論を進めるとしています。

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