県教委は、21日勤務先の女子生徒にタブレットを使って私的なやり取りなどを行ったり、ドライブに出かけた教諭や、車で人身事故を起こして、けがをさせた教諭を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

県教委によりますと、静岡県中部の中学校に勤める23歳の男性教諭は、2024年7月下旬から2025年1月下旬にかけて、勤務先の女子生徒2人に対し、学習用のタブレット端末を使用して「好きって言ったらどうする？」などと恋愛感情を連想させるメッセージを送信したり、そのうち1人の女子生徒とドライブに出かけ、車内で頭を触ったという事です。

また、県中部の中学校の50歳の男性教諭は、2024年2月、車で通勤途中に信号機の無い交差点で、原付バイクと衝突する人身事故を起こし、相手に6週間のけがを負わせたとして、2025年1月に島田簡易裁判所から罰金30万円の刑事処分を受けていました。

これを受け、県教委は2人の教諭を19日付けで戒告の懲戒処分にしています。県教委によりますと、2024度の懲戒処分は今回を含め18件だということです。