JR静岡駅近く「浮月楼」と「小梳神社」 2025年夏にも国の登録有形文化財に登録へ
JR静岡駅のすぐ近くにある静岡市葵区紺屋町の「浮月楼」と「小梳神社」の一部建物が、2025年夏に国の登録有形文化財に登録されることになりました。
登録有形文化財に登録されるのは「浮月楼」の建物1棟と「小梳神社」の建物2棟で、21日、国の文化審議会が文部科学大臣に答申しました。
「浮月楼」の明輝館は、戦後間もない1950年に再建された上質な和風建築で、「造形の規範となっている」という理由から今回の答申となりました。また「小梳神社」は、1963年建設の本殿と1951年建設の拝殿および幣殿が「国土の歴史的景観に寄与している」として答申されました。
「浮月楼」と「小梳神社」の建物3棟は、2025年夏ごろに正式に登録有形文化財に登録される予定です。