【大型連休前半】県内各地観光スポットにぎわいハイライト!後半さらなる人出に期待の声も…(静岡)
(小澤 誠一 カメラマン)
「ゴールデンウイーク真っただ中の浜松フラワーパークはきょうも多くの人で賑わっています」
3月から、「浜松フラワーパーク」と「浜名湖ガーデンパーク」で開催されている「浜名湖花博」。来場者は、すでに30万人以上となっていますが、このゴールデンウィーク中にさらにその数は増えそうです。園内では、藤の花が見ごろを迎えていて、シロフジやノダフジのトンネルは圧巻で甘い香りが幻想的な世界へといざなっています。
さらに、日が暮れると…
5月5日までのGW期間中「浜松フラワーパーク」では夜も開園していて、藤の花のトンネルがライトアップされるほか、噴水池ではウオータースクリーンに映像を映す噴水ショーが開催されています。この日も、光と水が織りなす幻想的な風景を写真に収めようと多くの人がカメラを向けて撮影していました。
静岡県内屈指の観光スポットとして人気の沼津港。こちらには県内外から新鮮な海の幸を求めてやってきた人たちでにぎわいを見せていました。
(観光客)
「あしたから仕事なので、遠出はやめました」「カキを食べたくて沼津市に来ました」
多くの観光客の姿に、お店の店員も2024年のゴールデンウィークに、期待を寄せているようです。
(ひもの販売店)
「まだ始まったばかりだが、人出は多い」「今の時点でも結構売れてますので、ことしは良いんじゃないかなと思います」
例年になくにぎわう沼津港。この飲食店では客足がコロナ前に戻りつつあるといいます。
(飲食店の店員)
「(客足が)コロナ前の9割ぐらい」「去年やおととしに比べれば売上は全然いい」
沼津港がにぎわう一方で、28日から狩野川緑地では2024年で40回目となる「こいのぼりフェスティバル」が行われています。空を泳ぐように風にたなびく約120匹の「こいのぼり」は市民から寄付され、地元の中高生ボランティアたちが、設置作業を行ったということです。
(来場者)
「きれいだなと思った」
(来場者)
「すごい泳いでるなと思った」
このフェスティバルは5月5日の「こどもの日」まで開催されています。
29日 朝、焼津市の大井川港では早朝から長蛇の列が…
会場では生のサクラエビやかき揚げ、黒はんぺんのフライなどが格安で販売されるとあり新鮮な海産物などを買い求める多くの客でにぎわいました。
(来場客)
「大満足です。色々と買いました」
今回の大井川港朝市には1万5千人の来客を見込んでいるということです。
浜辺を颯爽と駆け抜ける馬。
28日、牧之原市の「さがらサンビーチ」では砂浜のコースを馬が走る全国でも珍しい草競馬が行われました。一周700メートルの特設コースをサラブレッドやポニーが走る草競馬大会にはおよそ40頭がエントリー。レースでは激しい馬の動きにバランスを崩して落馬する騎手もいるなどその激しさに見物客をわかせていました。
(観客 )
「走っているところが面白かった」「馬が言うこと聞かなかったりして見ていて面白かったです。」「海を背景に走るのがかっこよかった。」
会場には、約2万人が訪れ大迫力の馬たちの姿に歓声を上げていました。
一方、静岡市清水区のエスパルスドリームプラザでは、「静岡お菓子フェア」が開催中で県内の和菓子や洋菓子店などが日替わりで50店舗以上出店します。県内の人気スイーツが集まるフェアにスイーツ好きは…
(来場客)
「楽しいです 見るだけでも楽しいです」
(来場客)
「甘いもの好きなんでお菓子目当てで来ていっぱい買っちゃいました」
「静岡お菓子フェア」はエスパルスドリームプラザにて5月6日まで開催されています。
最大10連休のゴールデンウィークもまだ3日目。これから、後半戦に向け県内の観光地ではさらなる賑わいが期待されます。