【解説】“数年に一度”の最強寒波襲来し今週末まで日本付近に居座りか…県内に影響は?気象予報士が詳しく
(新静岡セノバ前から中継・松浦 悠真 気象予報士)
静岡県内は、きょう(4日)から寒波の影響を受けているのですけれども、県内で山沿いを中心に雪が降ったところがあるということで、まず映像からご覧ください。
こちらが、静岡市葵区井川ですね。標高が高い地域で、冬の時期になりますと時々雪が降る地域ではありますけれども、しっかりと雪が降っている様子が分かるかと思います。きょうは積もった様子ではないのですけれども、これから山沿いでは積もるほどの雪が降る可能性も秘めています。
では、今回の寒気の予想を見ていきます。この先も、しっかりと強い寒気が日本付近を覆う予想となっているのですが、特にあす(5日)とあさって(6日)は、今シーズン一番強い寒気が流れ込んできまして、この一連の寒波の中でも寒気の影響は特に大きく出るというところになってきそうです。
雪の降り方ですけれども…今夜から(雪雲予想図を)動かしていきます。基本的に日本海側から雪雲が流れ込んでくるのですが、一部は山を越えて、県内の西部や中部の山沿いを中心に雪雲が流れ込んでくるという状況が、あさって(6日)ごろまで続いていきそうなんです。今後の予想降雪量を見ていきますと、西部、中部、山地では、多いところでは48時間で、だいたい5センチ前後ということで、路面が凍結する恐れがありますのでご注意ください。