静岡・山梨足並み揃え入山料4000円の方針示す 富士山学術委員会
世界遺産の富士山について専門家らが協議する会合が行われ、静岡と山梨の両県が入山料を4000円とする登山規制を実施する方針を示しました
きのう、都内で行われた「富士山世界文化遺産学術委員会」には、静岡県と山梨県の担当者が出席しことしの夏に実施する登山規制について「入山料4000円」で両県が足並みをそろえて規制を実施する方針を示しました。
これに対し委員からは「入山料の規制に加え軽装の登山者などに対する登山制限は現実的なのか」などの意見があがりました。
また、静岡県の担当者は「登山マナー」に関する山小屋へのアンケート調査の結果などを報告しました。
アンケートでは「マナー違反がコロナ禍以前より改善されたと思うか」という問いに対し、32の山小屋のうち17の山小屋が「改善されていない」と回答したということです。
最終更新日:2025年2月13日 12:12